強盗・誘拐・ガンファイト!怒濤のスピードで展開する爆笑アクション!
遺産を巡るデコボコ兄弟の珍道中!
遺産相続を巡り、ふたりの兄弟が巻き起こすコミカルでスピーディなアクション西部劇。監督は「ビッグ・ガン(1972)」や「夕陽の用心棒(1965)」のドゥッチオ・テッサリ。「荒野の用心棒」のパロディを盛り込んだギャグが連発される中で、貴公子ジュリアーノ・ジェンマのアクションが冴えるマカロニウエスタンの傑作!共演に、当時世界ミドル級チャンピオンのボクサーでジェンマの親友でもあったニーノ・ベンベヌチが弟テッド役を好演。「ポランスキーの欲望の館(1972)」のシドニー・ロームがコメディ・タッチのウエスタンを盛り上げる。
STORY
遺産を相続することになった、モンティ(ジュリアーノ・ジェンマ)とテッド(ニーノ・ベンベヌチ)は、20年ぶりに再会する。だが、30万ドル相続の条件は、性格がまったく異なる兄弟が6ヶ月間、仲良く一緒に過ごすというものだった。最初は反発しあう彼らだったが、ならず者ジム一味の襲撃に遭い、全財産を焼き払われてしまう。無一文になった二人は、銀行襲撃や駅馬車強盗をやってみるものの、持ち前の人の良さから失敗に終わってしまう。さらには、誘拐した令嬢のじゃじゃ馬娘、ロッセーラ(シドニー・ローム)と三角関係に…。
南軍の末裔が暮らす町。
ささいな行き違いから、陸軍との諍いが始まり、
とうとう大乱闘に!
自警団 VS. 戦車
トニー・カーチス/ブライアン・キース/アーネスト・ボーグナイン/ドン・アメチー/ブラッドフォード・ディルマン 他出演のシニカルコメディ
アマゾン、楽天市場 他でDVD販売中
SUPPOSE THEY GAVE A WAR AND NOBODY CAME ?
米軍の超能力研究を取り上げた風刺コメディ映画『The Men Who Stare At Goats』が米国で公開中だ。この映画に登場する奇抜な研究計画のほとんどは、実際に試みられたものだ。
「この話には、あなたが思うよりも、真実の部分が多い」――米国で11月6日(米国時間)に公開された映画『The Men Who Stare At Goats』では、観客は開始から数分後にこう宣言される。[原作はイギリス人ジャーナリストJon Ronson氏による、1960年代の米軍レポートで、2004年に出版された。邦訳は『実録・アメリカ超能力部隊』(文春文庫)]
この映画に登場する突拍子もない軍事研究計画のうち、一体どれほどが実際に行なわれたのだろうか。実のところ、映画に登場する話題の大部分は、真実にかなり迫ったものであり――ただし実際は、もっと複雑なのだという。
超能力実験:
これは実際に行なわれていた。
今回の映画の原作となったノンフィクション本では、元陸軍大佐John B. Alexander氏のことが紹介されている。Alexander氏はベトナムで米陸軍特殊部隊の司令官を務め、数十年にわたって超能力者や「遠隔透視」能力を持つ人を国家安全保障に利用するアイデアを推進してきた。(同氏が神経言語プログラミングやUFOや非殺傷兵器への興味を追究するようになる以前の話だ)。Wired.comが行なった、Alexander氏へのインタビュー記事はこちら(日本語版記事)。
Wired.comでは、さらにこの分野に関する調査を深める中で、米Boeing社が60年代に行なった超能力実験などの過去の研究を紹介してきた。このBoeing社の実験では、何人かの被験者は、無作為に番号を生成する装置に、意思の力だけで特定の番号を出力させることができるようだ、との結論が出ている。
1985年以前の陸軍の報告書には、「サイコキネシスは、継続的な研究が行なわれ、有効利用できるレベルにまで開発された場合、今後の軍事作戦において軍事的価値を持つ可能性を秘めている」という記述がある(日本語版過去記事)。
比較的近年の1996年になっても、「視覚によらない知覚」なる現象が調査されているし、米軍のお抱え超能力者たちは今日なお活動中なのかもしれない。9.11テロはその何年も前に、遠隔透視能力者らによって予知されていた、と示唆する報告が2007年に公開されている。[リンク先記事によると、予言が出たとされるのは1986年。「建物の崩壊を伝える新聞の見出し、飛行機と関連したパニック」などの「予言」が書かれている。
1972年から米スタンフォード研究所で研究が始まった「遠隔透視」について書かれた本の邦訳は『サイキック・スパイ―米軍遠隔透視部隊極秘計画』(扶桑社ノンフィクション)]
ドラッグの実験:
これも事実だ。
前線の兵士たちは、[濃縮された]液体大麻からLSDまで、あらゆる薬物を――場合によっては、それと知らされずに――投与されていた。
研究者らは、軍人たちが「目に見えないさまざまな人と、2、3日間にもわたって会話を続け」たりするのを目撃している。[米陸軍がLSDなどの幻覚誘発薬を使って行なった『エッジウッド実験』などを紹介する日本語版記事はこちら]
巨匠ロマン・ポランスキーが贈るエロティック・コメディ!
ブラック・ユーモアあふれる痛怪作がBlu-rayで登場!
「戦場のピアニスト」や「ローズマリーの赤ちゃん」など数々の名作を生み出した巨匠ロマン・ポランスキー監督の最も変態的でエロティックな怪作が未発売シーン(約20分)を加えての完全版が遂に初Blu-ray化!名優マルチェロ・マストロヤンニが“変人”を見事に演じ、シドニー・ロームが妖艶なエロスを魅せる。撮影はイタリアのアマルフィにあるカルロ・ポンティの別荘で行われたという。
STORY
舞台はイタリア・リヴィエラ。ヒッチハイクをしながら旅をする若くて美しいアメリカ人女性は、旅の途中でレイプされそうになり、大別荘へ逃げ込んだ。しかし、そこには、老いぼれた猥褻な貴族やナルシストでサディズムな伯爵をはじめ、異常性癖者が集う奇妙な館だった・・・。