お宝探し Abandoned #2#2 「 絹糸工場 」
どの部屋も工場と従業員たちの歴史を語る品々が残っており、書類からは当時の時給がわずか20セント、労働者は主に女性と若者だったことが分かる。この建物は、3人が救い出すことのできるお宝であふれている。アンティークの照明器具、古い防火バケツ、年代物の噴水式水飲み器は、ジェイが修復を熱望する遺物のほんの一部だ。彼は老朽化した工場に時間の流れが及ぼす大きな被害を目の当たりにして悲しさを感じつつも、完全に朽ち果ててしまう前に歴史的価値の高い遺物をここから救い出したいと願う。しかし、工場の所有者はかなり深い思い入れがあるらしく、何ひとつひとつ手放したくない様子。