余命僅かながらも懸命に生き抜こうとする少女と希望を失ったかつての名ピアニスト、ふたりの交流をステルヴィオ・チプリアーニの美しいメロディに乗せて紡ぐ感動のラブストーリー。
フランスで最も有名な世界遺産モン・サン・ミシェルやモンマルトルなどの美しい風景をバックにステラに扮したパメラ・ヴィロレージの初々しくも健気な姿が涙を誘う。
STORY
不治の病に冒され、残された人生を精一杯生きようとする少女ステラ。彼女は、自信を喪失したかつての名ピアニスト、リチャードと出会った。二人は反発しながらも、次第に惹かれ合う。ステラは彼の才能を再び開花させたいという夢を抱き、彼もまたもう一度名声を取り戻したいと願うようになる。
夢はやがて身を結ぶ。リチャードが完成させた曲は「ステラに捧ぐ」と名付けられ、パリのコンサートで演奏することになった。だが、その日は、永遠の愛を残して人生を終えようとする、ステラ最後の日でもあった。