FC2Video

1979年2月7日、中国人民解放軍は、400両の戦車、1500門の火砲の支援を受けてベトナム国境に雪崩れ込み、1ヶ月に及ぶ戦争が始まった。当時、中国の最高指導者、鄧小平は「ベトナムに懲罰を与えなければならない」と警告していた。1962年の中国とインドの国境紛争でも、周恩来首相は「インドに懲罰を与えなければならない」と警告していた。中国が外国と事を構えるとき、この懲罰という言葉を中国の指導者は口にする。今日、中国の公船は、頻繁に尖閣の領海を侵犯している。日本政府は、こうした動きに対して尖閣への日米安保の適用を求めている。中国の目からすると、日本の動きは抑止力というよりも、懲罰の対象となりかねない。