イタリア vs ウルグアイ【後半】FIFA ワールドカップ グループリーグ 2014ウルグアイがイタリアから勝利を収め、逆転でのノックアウトステージ進出を決めた。引き分けでもグループステージ突破が決まるイタリアが守備に人数を割いたため、頼みの綱であるスアレスとカバーニにスペースが与えられず、前半は決定機がないまま終了。勝負の行方は後半に委ねられた。セカンドハーフも序盤から同様の展開が続いたが、後半14分にゲームが動く。マルキージオの一発退場で数的優位になると、サイドアタックからゴール前へ迫る機会が増加。それでも、ブッフォンを中心に懸命の守りを見せるイタリアの牙城を崩し切れず、タイムアップへ向けて時計の針だけが進んでいく。そんな中、救世主となったのは、キャプテンのゴディン。同36分にラミレスのCKに頭で合わせ、待望のゴールを奪う。その後は、追いすがるイタリアを払いのけ、歓喜に沸いた。対するイタリアは、66年大会以来となる2大会連続でのグループステージ敗退。希代のゲームメイカーであるピルロは有終の美を飾れなかった。