アルジェリア vs ロシア【後半】FIFA ワールドカップ グループリーグ 2014試合は序盤から動く。前半6分に、アルジェリアは右サイドからクロスを上げられ、ココリンに先制点を許してしまう。以降は、ペースを落としたロシアに主導権を握られる展開に。ゆっくりとしたパスワークの前に、有効な攻撃の手段を見いだせないまま時間が経過した。ボールを奪っても、組織的な守備ブロックを築かれて中央突破を阻まれるため、左サイドのジャブに攻撃の起点を移す。チャンスを作れるようにはなるが、アキンフェエフの好守の前にゴールを割ることができないまま前半を終えた。後半は立ち上がりから猛攻を仕掛け、後半15分にセットプレーからスリマニのヘディングシュートで同点に追い付く。その後はグループステージ突破のためには勝利を挙げるしかないロシアの攻勢を受けるが、パスワークにスピードが見られなかったこともあり、引いて人数を掛けることで対応に成功。引き分けに持ち込んだ「砂漠のキツネ」が、ノックアウトステージへの切符を手にした。