誤作動感知器の対処方法~小林消防設備 福岡県豊前市 全類消防設備士 第二種電気工事士 経営学修士~福岡県豊前市の小林消防設備 全類消防設備士 第二種電気工事士 小林寮一です。
甲種4類消防設備士の小林寮一が施工した自動火災報知設備のシステム(P型1級受信機・P型1級用副受信機・地区音響装置・感知器ベース)に、誤作動感知器ヘッド(差動式スポット型感知器)を接続し、その動き及び対処方法についてご説明いたします。
昨日、共同住宅の管理人様より自動火災報知設備で誤報(非火災報)が出ているということで、緊急対応及び調査にお伺いしました。
調査の結果、誤報(非火災報)の原因が動画の感知器であることが分かりました。
感知器自体が悪くなっており、熱源が無くても発報を繰り返す状態です。
このような場合には、誤作動を起こしている感知器ヘッド部分を取り外して受信機の復旧をかければ音響の鳴動はとまります。
ただし、感知器ヘッドが無ければその部分は火災に対して未警戒となりますので、早急に感知器ヘッドの取り付けが必要になります。
感知器ヘッドの取り付け後には、感知器作動試験及び消防機関さまへの届出が必要となるため、有資格者に作業をご依頼下さい。
自動火災報知設備(感知器など)の整備ができるのは甲種4類消防設備士又は乙種4類消防設備士、自動火災報知設備(感知器など)の工事ができるのは甲種4類消防設備士です。
なお、消防設備点検資格者という資格がありますが、この消防設備点検資格者は講習と簡単な修了考査でほぼ100%取得できるため、種類ごとの消防設備点検しかできません。
消防設備点検資格者は、消防設備整備・工事はできません(無免許・無資格者)。
小林消防設備は、各種ブログ・YouTube・FC2動画・Twitter等を使って、消防設備のことを広く社会に浸透させ、火災による犠牲者を無くします。