観測者の伝達 △は足掻くロシアの内閣が総辞職し、その流れの中でプーチン大統領は憲法改正について触れた。 あくまでも大統領の権限、議会の権限の設定見直しのような報道で流れているが、どうもこの憲法改正は匂う。 わたしはまだ詳細を知らないので何とも言えないが、新しいロシア憲法においては「 ロシアの憲法が国際条約よりも、国家間条約よりも上」 の概念になるということが明記され、ロシアは他国からの要求に対しては、最後の所ではこれを守る必要がない… という方向で全体が調整されているという。
つまりロシアの視点からしたら、今の国際法は英米が大きくは決めたものだから、我々はそれに従う必要はないとこれから宣言するということになる。 そしてそれはこれから日米を中心とした、西側勢力における英米派とでもいえる勢力から明確に離反して、中国ロシアの側に一体化しようとする韓国が、今年の四月以降の政治日程の後に控える韓国憲法改正において、全く同じ概念を盛り込み、日本との間に交わされた日韓基本条約を含める全てをご破算にし、そして再び「 永久無限に謝罪とカネと新規開発情報やノウハウ、日本国家の全てのリソースを渡し続けろという脅し」 を、北朝鮮の核兵器を共同管理使用するか、又は独自の核武装をするかによって成し遂げようという彼らのエゴの未来を大きく引き寄せることにもなる。
ユーラシアアジアアフリカ同盟… これらの概念の達成を英米の支配層はずっとずっと警戒していた。 今もしている。 そういう流れが始まったなとわたしは捉える。 既存の世界の進行はもう続かないと見る。 しかし全体傾向としてその表されるコトバに向かってユーラシア各国は進む。
だから中国ロシアの従属国になることを強く目指す韓国のメディアが、このロシアの内閣改造→ ロシア憲法改正の概念から日本人を大きく、世界の西側を大きく遠ざける為に、そういう意図のもとに、ワウコレアなどの対外謀略宣伝機関などが、これからの世界のリスクは米国のトランプだと煙幕、スピン工作( 視線そらし工作) を強めている。 しかし核兵器と実際の軍事力に強く裏打ちされたロシアという地域が「 自分たちは米国を中心として設計されたこれら国際法を無視する」 と事実上宣言し、そして行動を開始するというこの動きは、この地球上に大きな対立する、しかも冷戦の時とは大きく違う、能動的な衝突領域の発生を現象化させる可能性が高い。
その流れの視点で米中の合意を再び見返すと。 わたしは結局中国は米国の第二弾の合意に至る道筋の何処かでこれらの合意を反故にする、破棄する、約束を破ると捉えているが、実はもう一つある。 それはかつての日本の様に、反対米国の国家体制を大きく変換して、完全に米国の軍門に下ることによって、その国内体制=軍門に下ると決定した時点における支配層達の権力の座と財産と生命を米国によって奪われない約束… これを取り付けて、以後、米国のやることに基本的に従うおとなしい国家になっていくというその道だ。
中国に、あの自尊心しか存在しないエル派の( 中国の) 連中が、今まで散々バカにしてきたプレアデス派( 米国) の軍門に下れるだろうか。 その辺がわたしには読み切れない。 しかし、これからの流れの中で驚くべきことに中国が第二弾の合意まで本当にまるまると呑み込んでしまったとしたら、以後中国は米国の完全従属国家になり、内部が自由と民主体制に( 共産党の連中がどんなにイヤがっても) 少しずつ、または急激に切り替えられてゆくことになる。
そうなるとどうなるのか? 世界の対立構造は本来の姿に戻る。 それは「 第一世界( 欧州) と第二世界( 米国) の対立」 に戻るのであり、大きくはその陰に隠れている「 英国と仏国の対立」 にまで立ち戻ることになる。 だから今回の米中合意においては、何故か欧州がいきなり今回の動きはWTO違反だと言い出している。 言ったところで何も変えられないが。 彼らは米中が手打ちをしてしまったら、中国が米国の軍門に下ったのなら、次は自分たちの番だとしっかり理解しているのである。
中国が完全の完全に米国の軍門に下るという結末が引き寄せられるのなら、今の段階で中国に接近している日本は、短期においては言うほど危険だとは言えない。 韓国には地獄になる。 しかし、どうせそうはならない。 どうせ中国は米国の下につくという事にはならない。 なぜか。
彼らの 自尊心がそれを決して、絶対に、許さない からだ。
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韓国はこれから中国に接近する流れのなかで、その国内不景気を外側に敵を、日本を明確に敵視し、それに立ち向かう勇ましい力強い韓国政府… という形の、彼らの自尊心を加熱回転させるしか残された選択肢はないのだから、そこから逆引きして考えると、どう考えても軍事独裁国家を目指す。
それを欧州の中における、ひょっとしたら米中が本当に合意して、中国が完全に米国の軍門に下ってしまったのではないかと心底危惧しているファシズム勢力が、韓国を鉄砲玉にして米国をかく乱する事をどうせやる。
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中国は自分にとって都合の悪い、つまり外からの投資が逃げるような事は決して言わない。 今回の武漢市における、恐らく人から人に感染するようになった新型コロナウィルス( 新型SARS) は、我々が想像する以上に危険なものだと判定する。 コロナウィルスは天然痘が隔離レベル最高の4だったら、その次のレベル3の、やっぱり相当に感染力、伝染力の強いものだ。 日本の神奈川で中国人男性30歳代が感染していたという事がようやく明らかにされたが( 記事に中国人という表記がなされなかった媒体は基本的にこれからの激動の世界の、日本の敵になる。 索敵して記録しておくことだ) 、どうせ水面下でもっと多くの患者がいるとわたしは推定する。 これらのウィルス関連で中国が本当の事を言っていたことなどただの1度もないからだ。
そしてこの新型コロナウィルスの情報を押し消すために、中国に駐在の毎日新聞の記者を使って( 情報を渡して… という動きがどうせあっただろう) 、中国の人口が14億人を突破した「 だからこれだけ多くの人間がいるのだから、日本は、日本人はこれからも中国にどんどんと投資しても大丈夫ですよ!」 という、思いっきり騙しの記事が重ねて同じタイミングで発信される。
こんな動きがあるという事は、武漢では相当の被害が出ているということであり、それらの被害は中国全土に拡大しつつあるべきだと捉えておくべきだ。 最初アフリカ豚コレラが見つかった時中国は、第一報から2週間ほどで完全終息宣言を勝手に、メディアが出していた。 しかし全くそうはなっておらず、中国では豚肉が二倍強の高値で流通している。 この値段も共産党が徹底的に補助金を出してその値段に抑えているのであって、実際はもっと高額だろう。
貴方は中国なる領域、その眷属なる領域に対して相当の、甘い、誤った見方をまだしている。 彼らは、国家公務員、つまり市役所だとか区役所に勤務する連中とでも言えるキャラたちが、国家の命令の下に当然ウソをつくし、当然謀略工作をする。 このことを真面目に考えることだ。 日本でそういうことがありますか、だ。
全ての設定が違う座標に対して、自分たちの勝手な子供じみた常識が通じるのだという甘えはもう止める事だ。
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2018年 6月29日(金)
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世界を更に半分だけ変える
中国は自国の内部にミンスキー曲線が出て、どうも中国経済はその中に入ってしまったというコトの報告を、人民銀行という中国共産党の経済装置における広報システムが、その動きを隠せなくなってこれを公表した。 2018/6/25 前後の動きだ。 これは中国の内部における、同じ宋族同士の内部においては清廉潔白なきちんとした経済活動、真偽に基づく活動を彼らの文化から、歴史的経緯常識から行ってきた中国人集団としては、何もかもを黙っているというのは流石に無理になったのだろうと捉える。
彼らは海外勢力には、外の勢力には、これを踏み倒すと2017/12月 辺りでこれを決定しているので( そんな事は無理だと思うが) 、今のこの段階で中国内部の経済の地獄入りを公式に表明せざるを得ないということは、その実態は洒落にならない状態になっているのだろうなあと私はこれを捉える。
中国はずっと逃げてきた。 しかし追いつかれた。 こんな言い方だろうか。 そして欧米世界も、米国も、リーマンショックからずっとその後始末をまともな形で行なわず、ずっと逃げてきたのだが、何処かの時点でこれに追いつかれる。
彼らがFRBの金利を上げて、それら過剰な紙幣を回収するという動きは、同時に自分たちをも傷つけるのだが、それをどうせ日本だとか欧州だとかに押し付ける計画があるのだろうなあと私は勝手にこれを捉える。 しかしその動きの前に中国が捕まったという言い方だろうか。
中国が吹き飛んでいくと、もちろん日本企業も相当の痛手を受ける。 大企業とは言えない中小は、本当に連鎖倒産するのではないかとさえ思う。 そうやって世界が更に半分壊されていく。 そこから変わっていけるかどうかを問われている。 そんな言い方なのだろう。
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終了
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2020117金曜 25年前の今日に阪神淡路大震災があった。 あの時に人工地震説を唱えてカネモウケをしていた連中は、今の緊迫した世界情勢にあって「 米国が任意の場所に任意のサイズでの地震を起こせる兵器を持っている」 という事の当時の主張に対して、では何故米国は、中国やロシアやイランなどにそれを徹底的に使って問題解決を行わないのかということの詳細な説明をする責任がある。
彼らの言論は、日本で起きる大きな災害は全て米国の謀略であるという設定によって創作されている。 彼らの領域から中国ロシア、南北朝鮮がワルイという概念が発信されたことは今の今までただの一度もない。 だから彼らがどういう勢力に所属して、誰から報酬をもらってそうした洗脳コントロール言論を出しているかよくわかる。
全てを暴いて、そしてそれを捨ててゆき、更に先へ先へと進むのだ。 我々がこれから先の本当の激動の地球世界を生きていこうと思うのなら、残された道はそれしかない。
まあ、わたしには何の権威もないので誰も聞いてないけどね。 どうでもいいや。