未処理の汚水を垂れ流さざるをえないガザの海岸http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/palestine/2008/09/post-811e.html
私は神戸生まれの神戸育ちです。
実は神戸とガザは人口、面積、立地がとてもよく似ています。
人口は約150万人。
海に面した細長い土地。
面積も六甲山系を除けば、ほぼ同じです。
神戸の下水が全て処理されずに、
海にそのまま垂れ流しにされたらどうでしょうか?
更にはそんな海で泳ぐなど想像するだにおぞましいです。
イスラエルによる封鎖により、リクリエーションの場すらほとんどないガザで、
夏の海辺は、絶好のリクリエーションの場だったはずなのですが、、、
ガザの住民が述べています。
「非常事態でもなければ汚水がこんなかたちで流されるはずはないんです。
しかしガザ地区は実際、非常事態にあります。
封鎖の為に停電し、燃料もなく、処理設備の交換部品もありません。
ですから下水処理場が機能しておらず、
汚水をそのまま放流する他はないのです」と。
「異状事態」が『普通の日常』になってしまっている、、、
何故こんなことになってしまっているのかは明白です。
停戦合意したにもかかわらず、イスラエルによる
封鎖緩和がほとんど進んでいないからです。
そして全世界がそれを許してしまっているからです。
そして私もまた、こんなことを許してしまっている全世界の一員です。