マガジンエロイヒト 打ち破れ――――――――――
2021・520木曜(令和三年)
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韓国は明確に裏切者だ。 だからこれらの座標に対しての処分を観測することで我々は、米国がこの座標になにを思っているのかを推しはかり、更に新アチソンラインの構築が為されたのかどうかということの判定も行わないといけない。 そして米国において本当の意思決定を行っているのは誰なのかということも推測もだ。 バイデンではない。 あの老人が本人であるかどうかも疑わしい。
そして政治家としての、国際社会における外交経験がゼロのカマラハリスだとは思えない。 そしてG2戦略の人形としか見えないスーザンライスが動いているとも思えない。 全てが偽装かもしれない。 しかしそれにしては統一性がとれていない今の米国の動きをどう読むのか。 これが見えない。
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【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は19日、米国訪問に出発した。バイデン米大統領と21日にワシントンで首脳会談を行う。バイデン氏が1月の就任後、外国首脳と対面で会談するのは4月の菅義偉(すが・よしひで)首相に続いて2人目。米韓首脳は、バイデン政権の新たな北朝鮮政策を基に、米朝・南北対話の再開に向けた連携について議論する。 産経 519 抜粋
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韓国はどうせ都合のいいことしか言わない。 かれら支配層の要求がかなえられなくても、本当の所は彼らにとってはどうでもいいのである。 彼らは自分の権力の座と月給にしか興味がなく、そして問題解決能力がそもそも最初からない。 その場その場をどうやって乗り切る=誤魔化すか、という事だけで生きてきた、国家ごっこをやってきたのが彼らなのだから、今度もそれをやる。
しかしそれは戦後における体制というルールの中におけるテクニックであって、今はその戦後のルールがそのものが変わろうとしているときに、今までと同じやり方は恐らく通じない。 そんなことは日本の我々は分っている。 だから米中のプレイヤーがどうそれを変えたのかを、韓国がこれから受ける処分のサイズと色彩をみてこれを判断するべきだ、と言っている。
==https://japanese.joins.com/JArticle/278788?servcode=A00§code=A20
米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカート・キャンベル・インド太平洋調整官が18日(現地時間)、聯合ニュースのインタビューで「現時点でクアッド(日米豪印)を拡大する計画はない」と明らかにした。 キャンベル氏はこの日、「クアッドは民主主義が各国の国民とさらに広い世界のために何を共にできるかを見せるために設立された」とし「(クアッドは4カ国を意味するため拡大する場合は)名称を変更しなければいけない」と述べた。キャンベル氏は米国のアジア政策を総括しているため「アジアツァー」とも呼ばれる。 朝鮮日報 520 抜粋
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上の記事においては正直この文章の後には朝鮮日報のただの思い込みと願望が展開されていただけなのでカットした。 しかし彼らも文章作成においては結局、国民に対して上から目線で教導できるかのような自分たち業界の立場さえ維持できれば、本当のところ彼らの国家なるものがどうなろうがどうでもいいという色彩が実に出ているので、なんだかなという気分しかない。
韓国に技術などない。 しかしそれを彼らは日米に対しての大きな取引の材料として使えるのだとかってに自国の国民に言っている。 そんなものはない。 だから彼らはその場をどうやって都合よくしのいでいくのかしか考えていないと本当によくわかる。
クワッドの部分参加という言い方は、軍事における参加は行わないからという理屈でこれらのシステムに入り込んで、そして日米の先端技術を円滑に盗み続ける彼らのやり方を拡大させたいというだけでしかない。 そしてその後に中国に対していい訳をする用意があったのだろう。 しかしこの米韓首脳会談の前に、確か彼らの国の中にあるTHAADミサイルシステムにおいても、米国の要求に従うかの少しの進展があったのだが、そういう動きを中国が本当の所許してくれると思ってるのだろうか、とこれを言う。 もう篭絡は出来ない。 中国にその余裕がない。 決定機構の頂点に穴が開いている。 わたしはこの様に見ている。
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[ブリュッセル 19日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州議会は、中国との投資協定の批准手続きが停止している問題について、再開の条件として、中国に欧州の議員や外交官を標的にした報復制裁の撤回を求める決議案を20日に承認する見通し。 中国は3月に対EU制裁を発動。EUと英米、カナダが、中国が新疆ウイグル自治区で少数民族ウイグル族に重大な人権侵害を行っているとして、中国政府当局者に対する制裁措置を発表したのに対抗した。 欧州議会が承認する見通しの決議案の原案には、中国との投資協定の批准手続きは「中国の制裁が発動中というもっともな理由で凍結されている」と記してある。 決議案に法的拘束力はないが、加盟国にとっては政治的に重要な意味がある。採決は20日に予定されている。 抜粋
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欧中の投資協定などの動きにおいては、習近平主席が生きているのなら、それらの全体構造が簡単に進む。 中国は馬鹿ではない。 制裁をするこわもての国家を国民にむけてやった後で、こっそりとそれを解除するやり方を、今までは必ずしてきた。
今の戦狼外交というのは、わたしの見え方からしたら、内部の、復権した江沢民勢力が、共産党にある習近平派とでも言える連中を西側世界から切り離す為に仕掛けている風に見える動きだ。 そそもそもが欧州にしても中国にしても、互いにかけている制裁の対象というのは、リストラしてもいい組織部署だとか、中国にこれからも訪問予定のない人物だとか、中国に口座などを全く持っていない人物、これらなのであり、こうした構造は両方の勢力がそれを採用しているのだから、ポーズだけのものなのだ。
そろそろ落としどころを造って利を取る。 中国人とは利を取る生き物だ。 明らかに戦狼外交とそれに連動した経済の自滅戦略としか見えない動きは、その背景に別の意図とでもいえるものが隠れて走っているという風にしか見えない。
再びわたしは言う。 やっぱり習近平主席は死亡しているのではないかと。 だから内部の権力としては集団指導体制にどうせなっているのだから、どの勢力が主導権を握るのかという暗闘がずっと続いているのであり、国家の事よりも相手勢力のそぎ落とし、これが戦狼外交の形になっているのではないか、なのだ。
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【5/9 ボイス・オブ・アメリカ】ロシアは5月9日、第二次世界大戦でナチスドイツに勝利した76周年を記念する観兵式を行い、プーチン大統領はモスクワの赤の広場に出席した。 プーチンは観兵式の開始前にスピーチを行い、歴史を書き換え、裏切り者や犯罪者を正当化しようとする試みを批判し、ナチス意識がその醜い顔を再び見せ始めていると警告したが、それ以上具体的な説明をしなかった。 プーチンはスピーチで「断固として」国益を守り、「反ロシア」の再来を糾弾し、ロシア国民は彼らの神聖な誓いと祖国を守り、ヨーロッパ諸国を黒い疫病から解放すると述べた。
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来年に予定されている北京冬季五輪においては、今年の段階でこれを欧州の反ナチスとでも言える地域で分散開催するという案が出るのではないかとわたしは勝手に読んでいる。 そしてそういう事をされたくなかったら中国に対して大幅な譲歩をせよ、とでも言える動きが水面下でしかけられているのではないか、そういうことも言う。
米国などにおいて、西側のこれだけの企業がからんでしまっている冬季五輪だ。 ペロシが今日の時点でボイコットを呼びかけたそうだが、そんなたった一人の政治家の言葉に乗っかって、何十億男百億という宣伝からの利益の確保を諦める馬鹿はいない。
それらのボイコットが実現するのなら、それに代わるカネモウケのモデルを提示しない限り企業は動かない。 そして米国の怖い所は、こうした発信があったときは、既に全体合意の形成の為の官民含める会議などが既に開かれているという所にある。
ウオール街はアンチバイデンが増えているという流れ。 だからバイデン達はイスラエルに最新兵器をたくさん販売したという説はある。 しかしこれだけ世界が混濁するとそれらの判定も何がなんだかという言い方だ。
いずれにせよとてつもない何かの事件、事故、災害、戦争などなどが起きない限りはあと二か月にせまった東京五輪は開催される。 ただウィルステロが実に心配ではあるが。 だから事態が動くとするのなら、この東京五輪が終わったあとになるのだろうと判定する。
どういう流れになるにしても大体の所は衆目の一致する何か、そういう答えが出てくることになる。
曖昧な態度をしている人間はこれから歩いていくのが困難だ。 それをいう。 そういうのを明日からの米韓首脳会談と、それらの周辺から出てくるコトバで貴方なりに判断してほしいかと思う。
ハッキリさせる時がきたのだ
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終了
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