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シャープのラジオ付きプレーヤー・ソノパック BPG-707、 1964年頃の製品です。 ラジオの反対側にプレーヤーが入っています。 勉強机の上のわずかなスペースでレコード再生できますから、 カセットのない時代の中高生たちのヒット商品だったことでしょう。 プライベート感がたまりません。

ウェブスター・シカゴ社のワイヤーレコーダー、 エレクトロニック・メモリー モデル228、 1940年代の製品です。 口述筆記用の録音機としてアメリカのオフィスで 活躍したと思われます。 記録媒体は約0.1ミリのステンレス・スチール・ワイヤー。 セレクトレバーは録音・再生と巻き戻しのみで、 早送りはありません。リールの回転と連動してタイマーが動きます。 頭出しの目安になります。 アンプ内蔵なので本体のスピーカーで再生できます。

ダイヤトーンのセットアップコンポ X-10、 1980年代の製品です。 ハイセンスなデザインです。 眺めているだけでオーディオファンのワクワク感を高めます。 アンプやカセットを下部に配置し重心を低くすることで、 スリムな縦型でも安定性抜群です。 ツマミやスイッチ類の丁寧な仕上げから作り手の情熱が 伝わってきます。

コロムビアのポータブル・レコードプレーヤー SE-8、 1970年代の製品です。 赤てんとう虫でお馴染みのポータブル・プレーヤーですが、 緑もポップでいい感じです。 カラフルなカセットは、サンヨーのROBO-05、1989年製です。 童心に帰って、テレビの子ども番組の歌を再生しました。

ナショナルのラジオ付き電蓄 スペシャル、 1950年代の製品です。 木彫の上品なデザインです。 眺めているだけで温かな気持ちになります。 真空管アンプの状態が良く味わい深い音を聴かせてくれます。 マイルドなサウンドに包まれます。

サンスイのフルオート・ターンテーブルP-M90、 1985年頃の製品です。 完成度の高いリニアトラッキング方式の ダイレクトドライブ・プレーヤーです。 A面、B面それぞれプログラム選曲でき、 レコードも反転不要です。 今でも曲間検知センサーは正確に機能しています。 A面からB面にプログラム再生してみました。

サンスイのフルオート・ターンテーブルP-M90、 1985年頃の製品です。 完成度の高いリニアトラッキング方式の ダイレクトドライブ・プレーヤーです。 A面、B面それぞれプログラム選曲でき、 レコードも反転不要です。 今でも曲間検知センサーは正確に機能しています。

東芝マツダのフォノラジオ TRE-7、1960年代の製品です。 昭和のいい雰囲気のラジオ付きプレーヤーです。 今でも元気な音を聴かせてくれます。 電子部品は全て当時のままです。

ダイヤトーンのバーチカル・オーディオ・システムX-1000、 1978年頃の製品です。 縦型プレーヤーの特徴を生かし、アンプやカセットデッキ、 スピーカーまで25センチの奥行に抑えました。 センスの良さ、うっとりするような美しさ。 さすがダイヤトーンです。

シャープのデュアルプレイ・ディスク・ステレオ・プレーヤー RP-V4、1980年代の製品です。 レコードは縦に置くだけ。スピンドルを意識しなくてよいので楽です。 A面用、B面用の2個のカートリッジがレコードをはさむように配置。 曲間検知センサーは正確です。曲の頭出し機能は結構便利です。

ティアックのターンテーブル・カセット付き CDレコーダー LP-R520、2017年製です。 ターンテーブルは33、45、78回転の3スピード。 カセットは再生専用プレーヤーです。 レコード、カセット、そして外部入力(AUX)の音声を 音楽用CD-R/RWに録音できます。 スピーカーのクオリティは高く大変良い音です。

ペンギンブランドの卓上型蓄音機、1920年代の製品です。 大きなホーンがストレートに開口します。 抜けの良いパワフルな音が飛び出します。

パイオニアのフルオートマチック・ステレオ・ターンテーブル PL-X7、1980年代の製品です。 洗練されたデザインで古さを感じません。 ピックアップの品質も高く、クリアーな良い音です。 駆動ゴムベルトの交換方法は、私のFC2ブログ「浪漫紀行」で 説明しています。

三洋電機のOTTO・ステレオ・カセットデッキ RD1000、1979年頃の製品です。 サンヨーらしい実用的で使いやすいシンプルなカセットデッキです。 マクセル・カセットで録音・再生してみました。

ビクターのラジオ・エレクトロー SRE-17、 1950年代の製品です。 落ち着いたいい雰囲気で、仕上げも丁寧です。 速度は78回転、SP盤専用のプレーヤーです。 回転は安定していますがやはり大きな回転ノイズが入ります。

原録音機製作所のレコード・カッティングマシン （ハラ・ディスク・レコーダー）ディスクルM-180、 1970年代の製品です。 シングル盤(7インチ)専用で、 家庭で手軽にオリジナルレコードが作れるスグレモノです。 録音メディアとしては、ラッカー盤やアセテート盤がメインですが、 タミヤのプラバンやレーザーディスクでも代用できます。 今回は、ダイソーのB4硬質カードケースで実験してみました。

シャープのデュアルプレイ・ディスク・ステレオ・システム VZ-V2、1980年代の製品です。 A面用とB面用のカートリッジが独立しているので、 レコード反転不要で両面自動再生します。 所定の位置にレコードを置き蓋を閉じると再生します。 もちろん盤のサイズも自動で識別します。 操作ツマミ類を上部にまとめ、さらに奥行きを最小にすることで スタイリッシュに仕上げています。 カセットとチューナーの操作性は実に快適です。

ADCのAccutrac(アキュトラック)モデル4000、1977年製です。 ズラッと並んだボタンもデザインの一部です。 オーディオファンをワクワクさせます。 赤外線センサーを残し、カートリッジだけ手持ちの オルトフォンに交換しました。センサーの感度は良好です。

ソニーのステレオ・カセットデッキ TC-K7、1976年頃の製品です。 芸術的美しさです。 眺めているだけで音を聴かなくても満たされます(笑)。 周波数特性やワウフラッターの数値的にはまあまあですが、 その圧倒的な存在感で聴く者をうならせます。

三洋電機のステレオビジョン14‐FP1、1960年製です。 白黒テレビとプレーヤーを見事に一体化しています。 木製キャビネットの高級感とプラスチックの斬新な造形との バランスも良好です。 木製ボディが大きなスピーカーボックスとなり いい音を聴かせてくれます。

コロムビアの３スピード・レコード・プレーヤー　 RGｰ700、1952年製です。 斬新なデザインは日本を代表する工業デザイナー 柳宗理が手がけました。 1952年の第一回毎日デザイン賞一等作品です。 全く古さを感じないどころかモダンアートのようです。 ツマミの形状にも柳宗理の遊び心と 使い易さへのこだわりを感じます。 パワフルなサウンドを聴かせてくれます。

コロムビアの4スピード・グラフォノーラ モデル2140、1960年代の製品です。 プラスチックの造形を生かしモダンに仕上げています。 取っ手のロゴもオシャレです。 4スピード対応です。 4スピードとは78、45、33、16回転のことです。 〝幻のレコード〟とまで言われている16回転レコードを 再生しました。

リオン社のリオノコーダー RR-01、1962年製です。 レコードプレーヤー付き録音機です。 いわゆるレコード・カッティングマシ、 またはディスク・レコーダーと言えます。 ゴムバンドやギアを使い、ネジ溝が刻まれた金属棒を回転させ、 そこにトーンアームから降りた縦溝が刻んである足を 咬み合わせる方法で正確にカッティングします。 代用ディスクとしてダイソー硬質カードケースが使えます。 塩化ビニール樹脂で硬さも手頃、国産品で品質も高くコスパ最高です。

サンヨーのオットー・フルオート・プレーヤー TP-D10、 1981年頃の製品です。 使い易いシンプルなフルオート・プレーヤーです。 ターンテーブルはダイレクト・ドライブ方式ですが、 トーンアームのオート機能は機械仕掛けです。 気楽に古いレコードを楽しむには丁度良いプレーヤーです。

サンヨーのオットー・レコード・プレーヤーTP-D10、 1981年頃の製品です。 使い易いシンプルなフルオート・プレーヤーです。 ターンテーブルはダイレクト・ドライブ方式ですが、 トーンアームのオート機能は機械仕掛けです。 気楽に古いレコードを楽しむには丁度良いプレーヤーです。

ソニーのエルカセットデッキ EL-7、1976年製です。 エルカセットテープは文庫本サイズ。 普通のカセットの約2倍の大きさでテープ幅も走行スピードも2倍です。 周波数特性は15Hz～27,000Hzと大きなオープンデッキに匹敵します。 録音・再生操作は普通のカセットと全く同じです。 手軽に高音質サウンドが楽しめます。 ソニーの録音技術を集結しアナログ機の傑作を作りました。

ビクターのハイビジョン・ビデオカセット・レコーダー HR-W1、1994年製です。 今から約30年前(1994年)、アナログを駆使したハイビジョン放送が 試験放送されていました。デジタル放送ではありません。 HR-W1はその映像を忠実に記録できる家庭用ビデオレコーダーの 1号機です。 HR-W1は映像のみならず音声にも定評がありました。 あの手この手でクリアーな再生音を聴かせてくれます。 周波数特性20～20,000Hzというのはエルカセットに匹敵します。 普通のビデオテープに音声のみ録音・再生してみました。

デノンのオートリフトアップ・ダイレクトドライブ・ターンテーブル DP-57L、1982年頃の製品です。 美しいウッドキャビネットとインパクトのあるターンテーブルが オーディオファンのワクワク感を高めます。 トーンアームの形状も特徴的です。 ターンテーブルは回っているのが分からないくらい、 無音と言ってもいい静寂性です。 品質の高さを実感します。

HMVのポータブル蓄音機 モデル102,1930年代の製品です。 ゼンマイの巻き上げが非常になめらかです。 回転は静かで安定性も抜群。高品質のサウンドボックスが、 SP盤に刻まれた当時の音を最大限に再現してくれます。

ケンウッドのオートマチック・ターンテーブル P-100、 1980年代の製品です。 LPのはみ出し具合でコンパクト設計と分かります。 片手で持ち上がります。 シンプルで飾り気もありませんが、回転が安定していて カートリッジの状態が良ければ何も言うことはありません。 これでいいのです。

シルバートーンのオートチェンジャー・プレーヤー №8045、1950年代の製品です。 50年代のアメリカをイメージさせるかっこいいデザインです。 ドーナツ盤を連続再生してホームパーティーを 盛り上げたことでしょう。 オートチェンジャーの流れるような動きは、 スピンドルやアイドラーの絶妙な連係プレーの賜物です。 オートチェンジャー再生は曲間も鑑賞します(笑)。

ナショナルの4スピード・ステレオ・プレーヤー 7L-854、1960年代の製品です。 アンプは内蔵されていないので 好みのアンプやラジオとつないで出力します。 モーターの防振ゴムを交換し注油すると元気に動き出しました。 コロムビアレコードの「ミリオン・ヒット16」を鑑賞しました。 昭和のどこかのんびりしたメロディーに癒されます。

パイオニアのフルオート・ステレオ・ターンテーブル PL-X9、1980年代の製品です。 斬新なデザインで全く古さを感じません。 リニア方式ではなくスイングアームで曲間を検知します。 今でも複雑なプログラム選曲を正確に実行します。 当時のパイオニアの技術力の高さを実感します。

ウィルコックス・ゲイ社のレコーデット レコードカッター、1949年頃の製品です。 一見普通のレコードプレーヤーですが、 録音機能(レコードカッティング機能)を持っています。 プレーヤーはSP盤専用です。 録音は、内蔵ラジオの録音やマイク録音もできます。 録音用のブランクディスクとして、 アセテート盤、ラッカー盤、塩化ビニールやプラバンなども使えます。 当時のアセテート盤で録音実験してみました。

シャープのデュアルプレイ・ディスク・ステレオ・プレーヤー RP-V4、1980年代の製品です。 ガバッと蓋を開け一番奥までレコードを入れてます。 スピンドルは気にせずバタンと蓋を閉じて大丈夫です。 カセットテープの感覚です。このアバウト感がたまりません。 A面用、B面用の2個のカートリッジがあるため レコードの反転は不要です。 さらに、頭出しサーチの感度がいいので 針先や音溝に眼を凝らす必要はありません。 近視、遠視、老眼関係なしです。

ティアック(TEAC)のステレオ・カセットデッキC-2X、 1981年頃の製品です。 テープ速度が2スピードのいわゆる倍速デッキです。 普通のデッキの2倍の速度で走行することで、 SN比やワウフラッターが向上します。 この素晴らしい音質が世界に誇る日本の技術力の証です。

ドイツ・ウルトラフォン社のウルトラフォン、 1924年頃の製品です。 特徴的な2本のアームは独立した二つのホーンに開口します。 大きなボディが巨大スピーカーボックスとなり 迫力のサウンドが広がります。 2本のアームはどちらもでも使用できますから 好みのサウンドボックスに変えて レコードによって使い分けても楽しいかも知れません。 2本一緒に使うこともできます。 その場合、同じ音溝に針を乗せればエコー効果がでますし、 針位置を少し離せば輪唱になります。

デノンのリニアトラッキング・フルオート・ターンテーブル システム DP-5、1980年代の製品です。 バブル期の美しいコンポで、デノンらしい丁寧な作りです。 厚みのあるサウンドはオーディオファンをうならせます。

RCAビクターのオートチェンジャー・プレーヤー 9-JY、 1950年代の製品です。 ドーナツ盤の連続再生用に作られた45回転プレーヤーです。 一枚でも再生できますが終わるとリピート再生します。 終了したい時は本体横のボリューム付きスイッチを切ります。 アンプが内蔵されていないのでとてもコンパクトです。 フォノ端子のあるラジオなどと接続して音出しします。

ケンウッドのクォーツ・ダイレクトドライブ・プレーヤー KP-07、1980年代の製品です。 バブル期の遊び心を感じる斬新なデザインです。 プログラム選曲機能やリピート再生など一切省き、 回転安定性を重視しています。 マニュアル操作のワクワク感を楽しめます。

コロムビアのロウ管式蓄音機 グラフォフォン タイプB、1897年頃の製品です。 記録媒体はろうそくのロウを円筒形にしたような ロウ管(ワックスシリンダー)です。 ラッパに向かって声を吹き込むと、 その先にある振動板が震えて、振動板に 付いている針がロウ管に音溝を刻みます。 再生時は、その音溝を針がたどることで 振動板が震えて音声となります。 録音した音楽を再生してみました。

ビクターのパーフェクト・Hi-Fi・ステレオ オーディオラ STL-661C型、1965年頃の製品です。 高級感のある操作パネルです。 ピアノタッチのスイッチも斬新です。 スピンドルをオートチェンジャー用に交換すると、 ドーナツ盤を連続再生できます。 当時の生き生きとしたサウンドがよみがえりました。

パラゴンのポータブル蓄音機 PNO35、 1935年頃の製品です。 サウンドボックスの針位置を変えることで 上蓋を閉じて再生できるように工夫しています。 耳障りなスクラッチノイズを大幅に低減できるため、 電気再生しているような静かさです。 モーターはトルクも十分あり、回転も安定しています。 装飾も丁寧です。 ナチュラルなサウンドに驚きました。

ゼネラル・インダストリーズ社の レコード・カッティングマシン (レコード・カッター)、1948年頃の製品です。 右側の太いトーンアームに録音装置が入っています。 左側のトーンアームは再生用のピックアップ(鉄針)です。 アンプは内蔵されていないので、 外部アンプのスピーカー出力などを録音装置に入力します。 代用ディスクとしてレーザーディスク(LD)で 録音実験してみました。

シャープのデュアルプレイ・ディスク・ステレオ・プレーヤー RP-R5、1983年頃の製品です。 フロントローディング方式でレコードは完全に本体に収納されます。 ほぼLPジャケットサイズです。 センスの良いディスプレイです。A面は緑色、B面はオレンジ色で 再生中の面を教えてくれます。 レコード反転不要でA面B面の全ての曲をプログラム選曲できます。 アナログからデジタルへの移行期の完成度の高いプレーヤーです。 見事なプログラム選曲です。

シャープのデュアルプレイ・ディスク・ステレオ・プレーヤー RP-R5、1983年頃の製品です。 フロントローディング方式でレコードは完全に本体に収納されます。 ほぼLPジャケットサイズです。 センスの良いディスプレイです。A面は緑色、B面はオレンジ色で 再生中の面を教えてくれます。 レコード反転不要でA面B面の全ての曲をプログラム選曲できます。 アナログからデジタルへの移行期の完成度の高いプレーヤーです。 A面のプログラム選曲をしました。

シャープのデュアルプレイ・ディスク・ステレオ・プレーヤー RP-R5、1983年頃の製品です。 フロントローディング方式でレコードは完全に本体に収納されます。 ほぼLPジャケットサイズです。 センスの良いディスプレイです。A面は緑色、B面はオレンジ色で 再生中の面を教えてくれます。 レコード反転不要でA面B面の全ての曲をプログラム選曲できます。 アナログからデジタルへの移行期の完成度の高いプレーヤーです。 A面からB面へのプログラム選曲をしました。

ナショナルのマグナファックス 7F-12、 1960年頃の製品です。 テープレコーダーのような磁気録音・再生機能と、 普通のレコード再生機能をあわせ持っています。 カートリッジはワンタッチで交換できます。 録音用の磁気ディスクは、録音テープを円盤にしたようなもので ペラペラです。 ディスク表面に磁気チップ(録音・再生ヘッド)が 走行するための一本の細い溝が切ってあります。 約5分の録音ができます。

コロムビアのポータブルレコードプレーヤー 228MD、 1970年代の製品です。 オシャレでセンスの良いポータブルプレーヤーです。 右側のツマミは左右のボリューム、左側のツマミは速度調整用です。 トーンコントロールはありません。 硬いプラスチックのボディはやはり硬めの音になります。

エジソン社の口述筆記用録音機 エディフォン ボイスライター、 1920年代の製品です。 録音メディアは、巨大ろうそくを円筒形にしたような ロウ管(ワックスシリンダー)です。 ラッパのような送話口に向かって話しをすると、 声の空気振動がジャバラ管を通り、その先にある振動板を震わせます。 振動板には録音用の針が付いていてゆっくりスライド移動します。 その時ロウ管を等速で回転させるとロウ管表面に連続的な 音溝が刻まれます。 電気増幅しないので、再生時は送話口を耳に近づけ イヤホンのようにして 振動板の再生音を直接聴きます。