日本列島改造論【12】高速道路2万キロ/四国を西日本の表玄関に(西日本を全部連結)
歴史的文献探索(故人を偲ぶ)
日本列島改造論
田中角栄著 #
その11(§5)
高速道路は,他の先進国と比べても少なすぎる。昭和四七年現在で七〇九キロメートルであるが,十年以内に一万キロは必要
(しかし,その35年後の平成28年現在でも九一六五キロメートル)。
第二東名及び第二名神すら必要。
本州四国連絡三橋を架橋する目的は,新幹線鉄道や高速道路とつなぎ,日本列島の全三分の一の近畿,中国,四国および九州を一体化し,広域経済圏に育てあげるため。
「四国は日本の表玄関になりうる」は誇張ではない。
第四章 人と経済の流れを変える
-日本列島改造の処方箋《5》