【音声のみ】4代目柳亭 市馬 「大工調べ」4代目柳亭 市馬(りゅうてい いちば、1961年12月6日~)は、落語協会所属の落語家、同協会会長(2014年~)
柳派の正統派落語保守本流として確固たる地位を築いた。仲間内では(落語関連の)雑学王と呼ばれるほど、ネタに関する由来やこぼれ話等を知っている。
また、美声の持ち主で、プロの歌手でもある(社団法人日本歌手協会会員)。音曲ネタ(「掛取万歳」など)を得意とし、相撲甚句などを披露する。
2010年12月、落語協会理事会にて2011年からの副会長就任が決まり、兄弟子である柳家小三治が会長として率いる落語協会を幹部として支えていくことになった。副会長就任決定の時点で49歳というのは歴代の副会長を見渡しても異例の若さであり、人事と香盤は直接連動しないにせよ大抜擢として話題となった。
2014年6月には柳家小三治の後任として落語協会会長を引き継いだ[1]。52歳での会長就任は落語協会発足後最年少である。