レーダ設置場の状況速度違反計測用レーダの設置場所とセンサーの軸線
センサーは、路肩に設置された工事用の注意喚起看板4枚
に向けられていた。
このため、道路と並行ではなく25度のオフセットとなっている。軸線が25度ひねった状態であるため測定対象の車からは11時方向から電波が当たる。
次の問題点が発生する。
1 車正面の反射波が散乱する。更に看板に照射されているため複雑な反射(多重反射)となり正確な速度はわからない。
2 正面から照射された場合には検知できないラジエータのファンや車輪の回転運動によって発生するドプラーを検出してしまう。
3 後続車両にも照射されるため、速度超過の車両を区別するのが難しい。