強盗・誘拐・ガンファイト!怒濤のスピードで展開する爆笑アクション!
遺産を巡るデコボコ兄弟の珍道中!
遺産相続を巡り、ふたりの兄弟が巻き起こすコミカルでスピーディなアクション西部劇。監督は「ビッグ・ガン(1972)」や「夕陽の用心棒(1965)」のドゥッチオ・テッサリ。「荒野の用心棒」のパロディを盛り込んだギャグが連発される中で、貴公子ジュリアーノ・ジェンマのアクションが冴えるマカロニウエスタンの傑作!共演に、当時世界ミドル級チャンピオンのボクサーでジェンマの親友でもあったニーノ・ベンベヌチが弟テッド役を好演。「ポランスキーの欲望の館(1972)」のシドニー・ロームがコメディ・タッチのウエスタンを盛り上げる。
STORY
遺産を相続することになった、モンティ(ジュリアーノ・ジェンマ)とテッド(ニーノ・ベンベヌチ)は、20年ぶりに再会する。だが、30万ドル相続の条件は、性格がまったく異なる兄弟が6ヶ月間、仲良く一緒に過ごすというものだった。最初は反発しあう彼らだったが、ならず者ジム一味の襲撃に遭い、全財産を焼き払われてしまう。無一文になった二人は、銀行襲撃や駅馬車強盗をやってみるものの、持ち前の人の良さから失敗に終わってしまう。さらには、誘拐した令嬢のじゃじゃ馬娘、ロッセーラ(シドニー・ローム)と三角関係に…。
人を殺せない必殺ガンマン登場!
主演は、アメリカ・イタリア両国のウエスタン・スターで知られる、ガイ・マディソン。「フェザー河の襲撃」など多くのアメリカ西部劇に出演、その後「五匹の用心棒(1966年)」「荒野のお尋ね者(1967年)」などでも活躍し、マカロニ・ウエスタンのテクニカルアドバイザーに就任した。共演に「墓標には墓標を(1964年)」「必殺のプロガンマン(1966年)」のリチャード・ハリソン、エンツォ・G・カステラーリ監督の実兄であるエンニオ・ジロラーミ、「荒野の一つ星」のゲルマン・コボスなどが脇を固める。元賞金稼ぎの牧師が主人公の異色マカロニウエスタン。
STORY
かつて賞金稼ぎとして名を馳せたミラー・コルト(ガイ・マディソン)。牧師となった彼は教会を建てるためにとある町へやって来る。ところがその直後、強盗団が町の銀行を襲撃し、大金を奪って逃亡。ミラーは一味だと疑われてしまう。濡れ衣を晴らすため、ドノバン保安官(リチャード・ハリソン)の許可を得て強盗団の追跡を始めたミラーは、強盗団に襲われていた、南軍の金庫を馬車で運ぶ「幌馬車隊を救助し、彼らと共に古い砦に籠城する事に・・・。
大平原の夕陽がきょうも男の孤独を告げる!!
監督は「荒野の七人」「大脱走」でチャールズ・ブロンソンとタッグを組んだ名匠ジョン・スタージェス。フロンティア精神を持ち、力強く生きる孤高の男を演じたチャールズ・ブロンソン、身分と人種の壁を越えて愛しあう牧場主の妹役に、ブロンソンの実生活での妻だったジル・アイアランドとの共演も見所である。近代へ変わりゆく西部開拓期を舞台に、人種問題、家族愛を盛り込んだ秀作がプレミアムプライスで登場!TV放送時の吹替え版も収録!
STORY
1880年代 西部開拓期も終わりに近いニューメキシコ。一人旅をする少年ジェミーは、宿を求めて荒野の一軒家に駆け込んだ。その家主は、野生馬の放牧を営むチノ・バルデスという白人とインディアンの混血の男だった。そして行くあてのない少年を招き入れ共に暮らすようになる。ある日、馬を売りに町へ出たチノは、混血を理由に喧嘩を売られ、カウボーイたちを殴り倒してしまう。商売がたきであるチノがカウボーイにケガを負わせた事で、さらに対立は激しくなり、ついに銃による決着へ・・・。