最大風速90mスーパー台風30号 フィリピンに上陸 2013年11月4日平成25年台風第30号(アジア名:Haiyan、命名国:中国、意味:うみつばめ(海燕)、フィリピン名:Yolanda(ヨランダ))
日本標準時2013年11月4日午前9時(協定世界時11月4日0時)、トラック諸島近海の北緯6度05分、東経152度10分で発生した。台風の発生数が年間30個を越えたのは1994年以来19年振り。
フィリピン中部を横断し、レイテ島に高潮など大きな被害を出した。
世界最低気圧を更新していた可能性
Weather Underground社によると、昭和54年台風第20号(Tip)の世界最低気圧870 hPaを超す、860 hPaを観測していたことが発表された。
サマール島に上陸する直前、(現地時間の)2013年11月7日深夜に、860 hPaを迎えた可能性が高いことが分かっている。
理由としては、上陸する直前になって、一時的に急に衰退を始めた台風であることと、陸上ではすでに、910 hPaという正式記録が残っていること。
仮にこれがWMO(世界気象機関)に認められた場合、世界記録を更新されることになる。(調査を開始したのが、2017年11月末からであるため、2020年以降に記録が出るとみられる。)