鴉宮.mp4鴉宮
鴉宮は、大阪府大阪市此花区に鎮座する神社。
○祭神
天照大神
配祀:住吉大神、蛭子大神、息長足姫命
○由緒
順徳天皇の御代に当たる建保3年(1215年)4月、村と港の繁栄を祈念して、伝法村の中心に傳母頭神社として鎮座したことに始まる。文禄元年(1592年)2月に当社を訪れた豊臣秀吉が旅の無事を祈願したところ、社殿奥の森より三足の鴉が現れて数々の瑞兆を示したという。平穏に帰国を果たした秀吉は感激し、当社に「鴉宮」の名を贈った。それに合わせ、鴉が巣を成している森地に遷宮したと伝えられている。江戸時代に入ると神領を没収されるなどして衰退したが明治時代に復興、酉島町の住吉神社、秀野町の住吉神社を合祀して現在に至っている。
○主な祭礼
例祭は11月3日。夏祭りには、3台の布団太鼓が繰り出される。
○摂社
稲荷神社 - 宇賀魂大神を祀る。
船玉神社 - 船玉大神を祀る。
猿田彦神社 - 猿田彦大神を祀る。
○交通
阪神なんば線伝法駅下車 東へ200m
国道43号 伝法4丁目交差点から東へ300m
○所在地
大阪府大阪市此花区伝法2丁目10-18