東日本大震災:福島4号機建屋2カ所に穴 保安院発表2011年3月15日 23時11分
東日本大震災で被災し、15日に爆発のあった東京電力福島第1原発4号機原子炉建屋(たてや)の外壁に8メートル四方の穴が2カ所開いていたと経済産業省原子力安全・保安院が発表した。破損した使用済み燃料プール内の燃料の一部が爆発で拡散した可能性がある。保安院によると、1~3号機については注水が継続している。2、3号機では、約4メートルある燃料棒が水面から半分程度露出する状態が続いているとみられ、いずれも予断を許さない状況だ。