悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラ 1 Castlevania Chronicles悪魔城ドラキュラ』(あくまじょうドラキュラ)は、コナミから1993年7月23日に発売されたX68000用ソフトのアクションゲーム。
2001年5月24日に、『悪魔城年代記 悪魔城ドラキュラ』(キャッスルヴァニアクロニクル あくまじょうドラキュラ、英題: Castlevania Chronicles)として、プレイステーションにアレンジ移植された。
中世ヨーロッパの平和な小国トランシルバニア。この国には「魔王ドラキュラは100年に一度、キリストの力が弱まるころに邪悪な心の人間の祈りによって復活し、復活のたびに魔力は強くなる」という伝説がある。ドラキュラは過去に一度この世に復活したが、世を暗黒の雲で覆い闇の世界に君臨せんとするドラキュラの野望は、英雄クリストファー・ベルモンドとの死闘の果てに打ち砕かれ、トランシルバニアの片田舎で再び眠りについたのであった。
それから100年が過ぎようとしていたイースターの夜、町ではキリストの復活を記念した盛大なカーニバルが催されていた。一方、そのとき町外れでは荒廃した修道院跡で邪教徒がドラキュラ伯爵の亡骸に人の生き血を注ぐ黒ミサの儀式を行い、不死の生命を復活させようとしていた。突如邪悪な雷雲が町を覆い、一筋の稲妻が修道院を貫いた。ドラキュラが再びこの世に舞い戻ったのだ。この危機に、ベルモンド一族の血を受け継ぐ青年シモンは、父譲りの不思議な力を秘めたムチを手に、一人ドラキュラの城へと乗り込んだ。