桃太郎発祥の地は岡山県ではなく山梨県だった…!大月桃太郎伝説☆桃太郎発祥の地は岡山県ではなく山梨県だった…!
桃太郎が岡山発祥説は、難波金之助という塑像家が提唱した説で、当時は注目されていなかったそうです。しかし昭和37年に岡山県で開かれた国民体育大会で、県のシンボルとして使われ爆発的に定着したとのこと。
この説は「崇神天皇の時代に大和朝廷から吉備(岡山県)へ征討におもむいた四道将軍の一人、吉備津彦が桃太郎のモデル」とするもの。具体性があり何やら説得力も感じることから広く定着したのでしょうね。
しかし崇神天皇の伝説の拠り所となる『日本書紀』や『古事記』には、「四道将軍の一人として吉備津彦命を任命」という記録はあるものの、吉備地方への侵略や征服の記述はないそうです。
確かに吉備と黍(きび)の音も一緒だから、結びつけたくなるのもわかりますねぇ・・・。