【台風21号】この世の地獄!?関西を襲った記録的台風 2018_09_04 vol_01大阪の各地で台風21号の被害
最大瞬間風速58.1mを観測した、今世紀最強とされる台風21号。
大阪の都市部にも大きな被害をもたらした。
ゴミ吹雪が宙に舞う大阪市摂津市。
4日午後2時半ごろには、畳半分くらいのパネルのようなものが、際限なく空中を飛び続けていた。
大阪市西区の解体中のビルの足場も崩壊。
豊中市では自転車ごと吹き飛ぶ自転車置き場、そして守口市ではビルの頂上から見えるクレーンが真っ二つに折れ地上に落下。
各地でスーパーの看板や、住宅の屋根が吹きとび、観覧車もまるで風車のように回っていた。
この台風の影響による全国の死者は10人で、その内少なくとも7人が大阪で亡くなっている。
こうした中、大阪府内で特に目立った被害は、車の横転だった。大阪南港では確認できるだけでも8台もの車が横倒しになり、大破している車もあった。
被害は街中でも多く見られ、太い木が折れて歩道をふさぎ、電信柱が真横に倒れてしまうなどの被害も相次いだ。
この台風の影響で、大阪府内では一時約100万軒が停電。
すべての地域での送電再開までには、何日もかかる見込みだという。