20120412-1256 関電への“脱原発”提案 橋下市長「変えるつもりはない」 大阪市が関電に対して行う株主提案について、神戸市長が「速やかに全ての原発を廃止する」という条文に難色を示したのに対し、橋下市長は変えるつもりはないと述べました。
関西電力の筆頭株主である大阪市は10日、「脱原発」などを求める8つの議案を提案すると決めました。
橋下市長は、同じく株主である神戸市や京都市にも共同提案を呼びかけていましたが、神戸市の矢田立郎市長は11日、「可及的速やかな原発の廃止は、経済活動や市民生活に影響を及ぼしかねない」として難色を示しました。
これに対し橋下市長は12日朝、議案を変える考えはないと述べました。
「今さら(提案)内容について調整するレベルではない。できたら神戸市や京都市にも乗っかってもらいたいが」(大阪市 橋下徹市長)
大阪市は今後も神戸市などとすりあわせを続けるとともに、他の株主へも働きかける考えです。
(04/12 12:56)