観測者の伝達 駆除は始まっている既存の世界の形が苦しみながら変わろうとしている。 しかしその変化の先にあるものは、既存の今のこの瞬間の支配層の解雇を意味する。 だから人間を支配するしか能力がなく、且つ、競争相手がいないという恵まれた状況の下でなければその活動を維持できなかった連中が、それまでの不労所得の既得権益構造を死守するためにしにものぐるいになっている。 それが今この地球表面上で起きていることだ。
しかしこれらの勢力は頭数で言えば圧倒的に少数であり、その他のほぼ全てと言える庶民階層と言われる膨大な領域が、今までの自分たちの怠惰な態度を改め、これら支配層が独占保有していた様々なシステム技法術式を解析、その上で全体共有、理解把握してこれら少数勢力の持っている機能を凌駕していった時、彼ら少数支配層に残されているのは、権威をベースとした暴力装置だけになる。
この暴力装置を多数の側に引き寄せることが出来るかどうかが、体制が転換されるときの大きなきっかけとなる。 ルーマニアのチャウシェスク政権は、最終的には、孤児から育てた自分たち一族を守るための親衛隊=近衛兵だけしか残らなかった。 軍と警察が民衆の側に回った。 だから一瞬にして倒されたのだ。
中国という座標にそうした動きが再現されるかはわたしには分からない。 当の中国人たちは、支配されたがっているふうにしか見えないからだ。 その場合においてはこれらの勢力は地球の視点からしたら、どれだけ転生して器をもったとしても、支配する側の… つまりエネルギーの流動性を地球の思惑とは全く違う方向に向かわせる阻害要因、地球に空いた穴でしかないのだから、これは、これからの15年で徹底的に潰されていくことになる。 膨大な人が死ぬ。 しかしそれは中国に限ったことではないが。
そしてこの中国とセットになっている韓国もまた、恐らく彼らが最良の判断と勝手に決めている、しかしそれはただの自尊心回路の過熱回転の結果から導き出されたその時その時における、彼らにとって利益があると、それは相当の願望からくる言葉でしかない各種決定…
…一国家二制度における南北両国併存状態における、しかし在韓米軍の維持、そしてその費用は韓国はもたない、という、常軌を逸した彼らの理想を( 彼らの中では当然の正義になっている。 これを彼らの用語で真理という) 実現させようと躍起になっている。
奪い盗る者達の策動が強められている。 我々はこれらの動きに気づかないふりをしてきた。 もうその様な段階は終わった。 貴方は、どのような具体的な未来を描くにせよ、これらの領域を是とするか否とするかを自分で決めなければならない。
そしてその後から 道は別れていく ことになる。
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単純に今の中国は、ソ連が全盛期だった時よりもひどい人権弾圧を行っている。 彼らの内部にある儒教と法家の思想などは、ソ連が持っていたマルクスレーニン主義よりも更に悪辣なものだ。 これが合体している。 それらの人類に対しての施行は、それを行っている間に、領域内の多数派を食わせてやっている段階においてはまだ容認されるが、食わせる事が出来なくなると反動を持って離反される。
香港で起きていることが少しずつではあるが伝わっている。 それは香港で活動をしていた活動家とでも言える連中が、その肉体で撮影してきた画像動画などを、隣の領域の中国人にデーターとして手渡すことで起きている。 人工知能と電脳空間の最先端立国と勝手に主張している中国の中が、第一次世界大戦前後の諜報世界に先祖返りを起こしている。 しかし中国人たちの多くは自ら知らなければならない。
知ろうとせず、自らを変えようともしない多数の領域は、恐らくこれから本当に驚くべき程に消えていくからだ。 それに巻き込まれていきたいというのなら、それはわたしの関知することではない。
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中国が米国に対して非常に強硬な、そもそも交渉をまとめる気がないだろうという態度… 第一の合意の前に米国の側が関税を軽減か撤廃しなければならないと主張する背景において、恐らくそれは香港の区議会選挙の時の様に、まったく正しい情報ではない、今の中央政権にとって耳障りのいい情報だけが上がっているからだと捉える。 大きな組織は同じことで何度も躓く。 今の中国共産党は上下の情報連絡網が正確に機能していない。
これは地球という惑星における、本当の意味での支配層達が、彼らの中だけで保ってきた連絡経路、夢と潜在意識の領域を使った伝達経路が、今ではほとんど機能しなくなっていることの相似形だ。 だから中国は恐らくこれから外の観測者からしても相当頓珍漢な判断を下す可能性が高い。
しかし習近平主席にほんの少しでもまともに物事をとらえる頭脳があるのなら、ここで第一合意をしておかなければ、12月15日からは第四弾制裁関税が発動される。 この1600億ドル分の関税は、今の中国にほとんどトドメに近い形での打撃を加えることになる。 今の中国の実体経済が壊れているのは、確かにこの米国の制裁関税が効いているからなのだ。
世界は壊れる。 壊れた後には再生と新生をしなければならない。 その再生と新生を再び既存の奪い盗る側主導で奪ってしまおう、独占してしまおうという動きがもうある。
色々と注意深くあってほしいかと思う。
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2018年 6月13日(水)
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理性と言葉によって構築された世界は敗北した
もはやこの本当に残された最後の既存の世界における15年は( 2034年を大体のゴールと今は決めている) 、言葉だけでワァワァ言ってる連中なんかもうどうだっていいという、そんな事態にどうしても突入するのだろうなあと私は捉える。 それは今まで自分で行動するという事など1ミリも考えなかった、末端の、本当に取るに足りない名もない私の様なパンピィが、出来る範囲で行動する、行動あるのみの世界に突入しているのだろうなと、これを私は強く思う。
勿論、ただのバカが行動だーッ! とかと何かのマンガの様にやたらめったらめちゃくちゃに動いてもそれは何も結実しない。 その背後にはきちんと明確な意志と、計画と、全体を統括するような明晰な視線、思考がどうしてもいる。 しかし、それらの意志と行動をセットにした人間表現が、これまで以上に求められる流れに入ってしまったのだな、と私は今の全体を捉えている。
それは、自分という経路を流れる実存の反映とそれを押し流すエネルギーとでもいえる流れの方向を、それでもほんの短い瞬間でしかないのだろうが、それを自分で決めるということにほかならない。 誰か、にこれをやってもらうのではないという事だ。
人間の数が圧倒的に減っていくという事は、独りがやらなければならない仕事の量がべらぼうになるという事であり、それらの多くをこれから機械やら人工知能が大分肩代わりをしてくれるのだと言っても、それでも自分で自分の事をなにごとか大きく決めていくということの連続の人生に切り替わっていくというそれ。
今この瞬間も人々は自分で自分のことを決めているつもりではあるが、しかしそれは相当薄い。 その行動の背後に何が控えているのかというところまで深く洞察して決断を下すという人間はほぼ皆無だ。 私だってそうだ。
言葉によらない、閃光の様な直感の連続と行為表現が同時にあるような行動の連続の動きを、我々人類は取り戻さなくてはならないのだろうなあ。 そういう事を漠然と考えている私なのであった。
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終了
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2019122月曜 中国が手早く米国との通商合意第一弾にサインをしなければ、15日から制裁関税の第四弾が開始される。 これが発動して中国の新年度における速やかな発進というは無理だ。 何処かで今まで力で抑え込んでいたデフォルトの動きが出る。 それでも1、2回は抑え込むだろうし、中国に貸し付けているドイツなどは顔が青ざめるだろうが、何としても既存の世界を守ろうという今の支配層側の思惑、意図が、あらゆるものを犠牲にして前に出る事になる。
あらゆるものとは、既存の今の国民が信じてかけていた各種公的資金などの基金を完全に取り崩しても、しかし今のシステムを守ろうという行動の事だ。 そして恐らくそれらは、一度にではないが、やっぱり段階的に壊れていく。 国家のサイズの小さい所、根っこの基礎の所が出来ていない所からそれが表に出ることになる。
世界各地で今の暴動の様なものが自然発生的に起きる。 下々が怒り出す。 そういう動きの全てを現行の支配層らが暴力装置の起動以外でこれを封じ込められるとは思えない。
地上に大きな混乱が起きる。 しかしその大部分は伝えられない。 そういう事すら伝える余裕がないほどの、人類史における大攪拌、地球という名称の惑星における大きな活動が開始されるとわたしは捉えているからだ。 あなたも薄々気づいている。
どの道を選んでいくのか、だ。