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今まで、60万人程と思われていた抑留者は、今回のロシアの発表で、70万人に及ぶことが明らかになった。そして、日本政府が意図的に抑留者の強制労働に対する補償をないがしろにしてきた事が明らかになった。民主党政権になって初めて、国家補償の道が開かれた。しかし、戦後60年以上たった今、遅すぎとしか言いようがない。抑留者たちは、理不尽なソ連政府と無責任な日本政府のはざまで、ずっと苦しい日々をおくったのだ。このビデオでの新たな発見は、日本軍幹部（今回は大尉）が、当時16歳の少年に18歳だと嘘を言うように指導したことが明らかになった。勿論、少年達をシベリア強制労働に就かせるためである。また、戦後世界的に行われてきた強制労働に対する補償責任に意図的に目をつぶってきた中心勢力は日本の官僚であったことも驚くべき事実である