一万三千年前から、人間は「もっと多く、もっと良いもの、もっと大きく、そして他人よりも優位に立ちたい」という欲望を抱き続けてきました。
この強欲は、現代社会のシステムそのものとなり、社会に深刻な不調和をもたらしています。哲学者プラトンが警告したように、欲望が理念となると、暴走し危険な状態を引き起こすのです。
私たちは、支配欲や所有欲を満たそうとする一方で、それが人間関係を破壊し、社会的な孤立を招いています。職場や家庭でも、この欲望がコミュニケーション不足や孤立感を深刻化させているのが現状です。
他者との違いを否定しようとする人間の本質的な傾向が、歴史を通じて不調和の根本原因であり続けています。このままでは、社会全体が臨界点に達する可能性すらあるのです。
この動画は、私たちに根源的な欲望を見つめ直し、真の調和とは何かを問いかけています。