『ゾイドサーガDS:レジェンド・オブ・アルカディア』は、「ゾイドサーガ」シリーズの完結編です。
本作には、初代『ゾイドサーガ』、『ゾイドサーガII』(海外版タイトル:Zoids: Legacy)、そして『ゾイドサーガIII:フューザーズ』のシーンが含まれており、グラフィックやサウンドも強化されています。さらに、TVアニメ『ゾイドジェネシス』からのゾイドやストーリー要素も新たに追加されています。
ゲームシステムは伝統的なJRPGスタイルで、プレイヤーは歴代ゾイド作品のキャラクターや機体を操作します。敵ゾイドはフィールド上を徘徊しており、接触するとターン制バトルが始まります。本作は、@Traceeytrace によって2022年に英語パッチが制作されました。
基本的なゲームプレイは従来の『ゾイドサーガ』と同様ですが、タカラトミーはDSのデュアルスクリーンを活用して「レーダーシステム」を導入。レジーナは主人公に「アーム・レトコム」という左腕に装着する不思議なデバイスを渡してくれます。これはマップ、アイテム探知、罠の検出、ゾイド発掘機能を備えたレーダー腕時計で、現在はレベル1ですが、中盤以降でどんどんアップグレード可能です。
前作と違い、今作のアトリー・アルカディア王子は会話する場面があり、基本は寡黙ながらも時折しっかり喋ります。彼の左耳には「ゾイド司令機能」を持つヘッドピースが装着されています。(…というか彼、このデバイスいつから付けてるんでしょう?まだ12歳だけど、幼児の頃からずっと付けてたのかな?)
その他、本作は初代の物語を再構築した内容になっていますが、いくつかの変更点もあります。例えば、キャラの顔グラフィックが一部簡略化されていて、レジーナは初代では感情豊かな表情パターンが多かったのに、DS版では悲しい顔のグラが省かれています。特にアトリーの教育失敗について話すシーンで、その違いがよく分かります。
さあ、始めましょう!